便利なごみ圧縮機を導入することのメリット
日常生活ではゴミ箱がすぐいっぱいになってしまい、ゴミ袋を頻繫に取り換えなければならない家庭が多いでしょう。無理にゴミを詰め込もうとすると、ゴミ袋が裂けて穴が空いてしまうことも少なくありません。
このような弊害を取り除くうえで、ごみ圧縮機の導入が効果的です。
ごみ圧縮機には、手動式や電動式など様々な種類がありますが、一般家庭では手動式で十分でしょう。手動式のごみ圧縮機は、ゴミを上から人力で押して容量を減らす装置です。
この装置を用いて圧縮すると、ゴミの容積は3分の1程度に圧縮されます。
従来は3枚のゴミ袋が必要だったのに、ごみ圧縮機を使用すると1枚で済ませられるので、大幅な節約にもなるでしょう。圧縮装置に消臭機能を備えた製品も多く、容積が減るだけでなく悪臭もおさえられるのです。圧縮板は取っ手が付いており、均等にゴミを押しつぶせることから、ゴミ袋が裂ける心配もありません。ゴミの排出量が多い商業施設や大規模な企業では、電動式のごみ圧縮機が便利です。
電動式の場合は、人力で押しつぶす必要がなく、ゴミを入れて蓋を閉めると自動的にプレスしてくれるのです。
柔らかい紙類だけでなく、硬いプラスチック製品なども平たくプレスできます。小型で狭い部屋にも置けるうえ、モーター音も小さく、オフィス内に設置しても作動音が気になりません。消臭装置を備えた製品もあり、生ごみを入れても腐臭に悩まされることはないでしょう。作動中に蓋を開けると自動的に止まるため、手を入れて巻き込まれる事故も防げます。
ゴミを圧縮すると速やかに停止し、節電効果も高いと言えます。外見もスタイリッシュで、お洒落な冷蔵庫や自動販売機と見まちがえる人も多いでしょう。